ネギの土寄せ時期と回数の黄金比|太く白い極上ネギに育てるプロの技術

ネギの土寄せ時期と回数の黄金比|太く白い極上ネギに育てるプロの技術

ネギの土寄せ時期と回数の黄金比|太く白い極上ネギに育てるプロの技術の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

Q1:土寄せの深さはどこまで盛るのが正解ですか?葉分かれを埋めるとどうなりますか?
A1:一番下の「葉の分かれ目(分岐部)」から指2〜3本分(約3〜5cm)下までが鉄則です。葉分かれ部分には新しい葉を生み出す成長点があり、ここを土で埋めると新葉が伸び出せなくなって生育が停止します。さらに葉の隙間に土や雨水が入り込むことで、内部からドロドロに腐敗する原因になります。

Q2:土寄せをまったく行わずに育てるとどうなりますか?
A2:枯れることはありませんが、日光が当たるため全体が緑色の硬いネギになります。私たちが求める「白くて太く、加熱するとトロリと甘い」状態にはならず、葉鞘が短く繊維質で辛味の強い仕上がりになります。白ネギ本来の食感と甘みを得るためには、適切な軟白処理(土寄せまたは遮光)が不可欠です。

Q3:プランター栽培で土を寄せるスペースがありません。どうすれば白くなりますか?
A3:深型プランターであっても土を高く盛るのには限界があります。その場合は土を盛る代わりに、白くしたい部分に新聞紙、段ボール、アルミ箔、遮光シートなどを筒状に巻き付けて光を遮る「資材軟白法」が有効です。通気性を確保しつつ光を遮断できるため、土の重みによる根腐れを防ぎながら白い部分を作ることができます。

Q4:夏の土寄せを絶対に避けるべき具体的な時期と見極め方は?
A4:最高気温が連日30℃を超える7月下旬から8月下旬(梅雨明けから処暑の頃まで)は、土寄せと追肥を完全に休止してください。この時期のネギは高温により生育が緩慢な半休眠状態にあります。ここで土を寄せると地温が上がって根が窒息し、エルウィニア菌による軟腐病が多発して株全体が溶けてしまいます。作業再開は、朝晩に涼風を感じる9月上旬以降が目安です。

森 瞳
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森 瞳

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