Q1:未開封で賞味期限が1年過ぎたポッカレモンを見つけました。料理に使えますか?
A1:未開封であれば直ちに重篤な食中毒を起こす可能性は低いものの、味と香りの観点から食用は推奨できません。未開封でも徐々に酸化と褐変反応が進み、ビタミンCは破壊され、強烈なえぐみが生じている可能性が高いです。キャップを開けて異臭や強い茶変があれば口にせず、シンクの水垢落としなどの掃除用に活用するか、破棄することをおすすめします。
Q2:冷蔵庫に入れておいたレモン汁の中に、白いオリ(沈殿物)があります。これはカビでしょうか?
A2:未開封時や開封直後から見られる微小な沈殿物は、果肉由来の成分(ペクチンやパルプ質)である場合もあります。しかし、開封後2週間以上経過して現れた「ふわふわとしたクラゲ状の浮遊物」や「膜のような塊」は、耐酸性の酵母やカビ菌がコロニーを作ったものです。見分けがつかない場合は、安全を最優先にして口にせず破棄してください。
Q3:少し古くなったレモン汁ですが、鍋やスープでグツグツ加熱沸騰させれば菌は死んで安全になりますか?
A3:加熱しても安全とは言えません。熱によって細菌やカビの菌体自体は死滅しても、増殖の過程でカビが産生した「カビ毒(マイコトキシン)」の多くは熱に極めて強く、通常の煮沸調理温度(100度)では分解されません。体調を崩す原因物質が残存するため、傷んだ兆候のある果汁の加熱再利用は厳禁です。