キスマイの代名詞といえば、やはりローラーシューズによるハイスピードなパフォーマンスだ。しかし2026年の彼らは、従来のスタイルを遥かに超える次元へとアップデートさせていた。
アリーナ上空を縦横無尽に交錯する数百台の自律飛行ドローンと、メンバーの動きが完璧に同期。彼らが加速するたび、光の軌跡がドームの空中に幻想的な幾何学模様を描き出していく。スピード感を殺さずに激しいダンスをこなし、同時に息の合ったヴォーカルを響かせる姿は、長年の鍛錬と圧倒的な場数が生み出す職人技と言っていい。単なるド派手な演出に頼るのではなく、個々の身体性とテクノロジーが見事に溶け合っていた。