2nd seasonでバトンを引き継いだ青木玄徳は、舞台上に新たな風を吹き込んだ。長身から繰り出されるダイナミックなフォームと、相手を射抜くような鋭い眼光。彼は跡部というキャラクターの内面にある高潔さと誇りを、本格的な演劇アプローチによって泥臭くも華やかに表現してみせた。
コート上で見せる一瞬の表情の揺らぎや、対戦相手への敬意を含んだ深みのある演技は、観客の心に強く刻まれた。単なるキャラクターの模倣を超え、一人の人間としての跡部景吾を立体的に構築した彼の表現力は、作品のクオリティを一段上のステージへと押し上げた。