1級ウイスキーとしての一大革命
ブラックニッカ スペシャルのルーツは古い。1965年(昭和40年)、日本のウイスキーの父・竹鶴政孝の手によって「新ブラックニッカ」として誕生した。当時の酒税法における「1級ウイスキー」でありながら、本格的なモルト原酒を贅沢に使用した画期的なボトルだった。
ラベルに躍る「キング・オブ・ブレンダーズ」の図柄は、英国のウイスキーブレンドの名人W・P・スクワイア氏がモデルとされる。この顔こそが、「髭のブラック」の愛称を決定づけた。
余市モルトと宮城峡モルトが織りなす黄金比率
ブラックニッカ スペシャルが愛され続ける最大の理由は、そのブレンドの妙にある。力強くスモーキーな余市モルトと、甘く華やかな宮城峡モルト。そこにマイルドなカフェグレーンが調和する。安価なブレンデッドとは一線を画す深い味わいは、竹鶴政孝の信念そのものだった。