クロスメディア展開の最高到達点として語り継がれるゲーム『妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打』と、テレビ東京系列によるアニメ放送の連携プレイは、当時のエンタメ界を完全に塗り替えた。ゲームの進行とアニメのストーリー、そしてエンディングテーマが完璧に同期する体験は、プレイヤーを社会現象の当事者へと仕立て上げた。
学校の教室でも公園でも、誰もが同じ歌を口ずさみ、同じステップを踏んでいた。テレビ東京の夕方枠から発信されたエネルギーは、ゲームのカートリッジを通じて何百万もの家庭へ浸透し、妖怪ウォッチという巨大なIPの屋台骨を確固たるものにしたのである。