現役時代、週刊誌やワイドショーで幾度となく取り沙汰されたのが、オグシオ(小椋久美子・潮田玲子)の不仲説です。アイドル的人気を博したがゆえに、二人の些細な表情の翳りやコメントのニュアンスが過剰に切り取られ、対立構造として消費された側面がありました。
報道各社の取材データや引退後に双方がテレビ番組などで語った生の声によると、日常的にべったりと過ごす友人関係ではなかったものの、コート上では絶対的な信頼で結ばれた「究極のビジネスパートナー・戦友」であったことが明かされています。
ダブルス競技において、四六時中一緒にいることによる共依存や感情の摩耗を避けるため、互いに適切な心理的バウンダリー(境界線)を保っていたのが実態です。小椋久美子氏の度重なる怪我や、メディア露出のアンバランスさから生じるプレッシャーに直面しながらも、コートに立てば世界水準のプレーを同期させていました。現在では互いのライフイベントを祝福し合い、対談企画などで笑顔を交わす良好な関係が続いており、当時の「不仲説」はメディア主導の誇張であったことが証明されています。