過去10年間の茨城県高校サッカー新人大会歴代優勝校を振り返ると、茨城高校サッカーの変遷とトレンドがはっきりと見えてきます。
2010年代中盤までは鹿島学園が圧倒的な強さを誇示していましたが、近年は明秀日立が急激に力をつけ、新人戦のタイトルを激しく分け合う時代が続いています。この2校が交互に頂点に立つ構図が定着する一方、水戸啓明や古河一がその牙城を崩して決勝へ進出するシーズンもあり、県全体の競技レベルは確実に底上げされています。
現代の高校サッカーでは、フィジカルの強靭さとハイテンポなプレッシングが標準装備となりつつあります。今年の新人戦でも、早い時間帯での攻守の切り替えやセットプレーの攻防が勝敗を分ける重要なファクターとなっており、戦術のトレンドが如実に反映されています。