掲示板で育まれた言葉は、やがて他のデジタルメディアへと飛び火していく。人気野球ゲーム『実況パワフルプロ野球』のプレイ動画や実況配信において、「やきう」というフレーズは配信者と視聴者をつなぐ共通フレーズとして多用されるようになった。特に動画共有サービスであるニコニコ動画では、ユーザーコメントを通じてこのスラングが急速に可視化され、ゲームコミュニティ全体に深く浸透していった。
ゲーム内のドラマチックな展開や突発的なハプニングが発生した際、コメント欄が「やきう」の文字で埋め尽くされる光景は日常茶飯事となった。こうして、単なる文字情報から映像コンテンツと密着したエンターテインメント用語へと進化を遂げたのである。