府中市郷土の森博物館を中心とする園内は、武蔵野の原風景を忠実に再現した緑豊かな空間です。ここでは、訪れる季節によって全く異なる体験ができるハイライトを紹介します。
早春の風物詩として名高いのが郷土の森 梅まつりです。園内には約60種・1,100本を超える梅が植栽されており、2月上旬の早咲きから3月中旬の遅咲きまで長い期間にわたって楽しめます。公式発表資料や現地の開花速報板によると、見頃のピークは例年2月中旬から3月上旬にかけて訪れます。梅園内には野点(のだて)茶席や琴の演奏など、日本の伝統文化を五感で味わえる催しが組み込まれ、多くのカメラ愛好家や観光客で賑わいます。
初夏を迎えると、園内は約1万株の花々が咲き誇る郷土の森 あじさいまつりの舞台へと移り変わります。見頃は例年6月上旬から7月上旬。水車小屋や復元された茅葺き古民家の佇まいと、色鮮やかな紫陽花が織りなす情景は、都内屈指のフォトスポットとして定評があります。
夏のシーズンに絶大な人気を集めるのが、小さな子ども連れファミリーで賑わう郷土の森 水遊び(じゃぶじゃぶ池)です。広々とした池には浅瀬が広がり、地下水を利用した清潔な水流が循環しているため、未就学児でも安心して水と触れ合えます。さらに隣接エリアには郷土の森 総合プールが位置し、流れるプールやスライダーなどを備えた公営プールとして夏季限定で営業(例年7月中旬〜8月下旬、午前9時〜午後5時頃)しており、リーズナブルな夏のレジャー拠点として機能しています。