高い人気を誇る一方で、ネット上のコミュニティサイトや車愛好家の集まるフォーラムでは、車のナンバー358に対する冷淡な反応や、自ら選んで失敗したと嘆くオーナーの生々しい証言が目立ち始めました。
「新車納車時にゲン担ぎのつもりで358を選んだが、近所のショッピングモールの駐車場に停めたら、右隣の軽も正面のミニバンも全く同じ『358』だった。没個性もいいところで、自分の車を見失いそうになり急激に冷めた」(30代男性・ファミリーカーオーナー)
「SNSで『358はスピリチュアル信仰が透けて見えてダサい』『運気任せな感じがして痛い』という書き込みを見てから、他人の視線が気になり後悔している。ナンバー変更の手続きを真剣に検討している」(20代女性・軽自動車オーナー)
ネット上の評判を精査すると、後悔とネガティブ評価に繋がる要因は主に以下の3点に集約されます。
- 過剰な普及による「量産型」化:希少価値やオリジナル性を求めて選んだはずが、あまりの流行により「誰でも選ぶミーハーな符号」へと価値が反転したこと。
- スピリチュアル・オカルト的印象の漏出:風水や引き寄せ効果を過度に信じ込んでいる人物というステレオタイプな視線に晒される精神的苦痛。
- 軽自動車における白ナンバーと重複した流行:かつての記念事業特別仕様ナンバー(白地ナンバー)と「358」をセットで装着する車両が街に溢れた結果、車好き層から「典型的な流行追従パターン」と揶揄される下地ができたこと。
他者と被ることを嫌うドライバーや、クルマの造形美・知性を重んじる層にとって、現在における「358」の記号性は、意図せざる気まずさを引き起こすリスクを孕んでいます。