Q1:月光の「斜め銃」はなぜ敵に気づかれずに攻撃できたのですか?
A1:大型爆撃機(B-17やB-24など)の防御銃座は主に後方・上方・側面に集中しており、直下は構造上の死角でした。斜め銃は敵の真下から一定の距離を保ちつつ水平飛行のまま射撃できたため、敵の防御射撃を受けにくく、発見を遅らせることが可能でした。
Q2:月光の斜め銃には下向きのものもあったと聞きましたが本当ですか?
A2:初期型には上向き2門に加え、下向きに撃ち下ろす斜め銃(下向き2門)を搭載した機体も存在しました。しかし、夜間飛行中に敵機を上から見下ろすと暗い地上に紛れて発見しづらく、自機の操縦も困難になるため、実戦の教訓から後に下向き銃は撤去され、上向きのみに統一されました。
Q3:月光の現存機は日本国内で見ることができますか?
A3:現在、日本国内に月光の完全な実機は現存していません。完全な状態で現存する唯一の機体は、アメリカのスミソニアン国立航空宇宙博物館別館(ウドヴァーヘイジー・センター)に収蔵・展示されている機体のみです。