オフィスワーカーや研究者が集うコミュニティやSNS上では、締め切り直前のWordフッタートラブルに関する悲痛な叫びが日常的に投稿されています。
「ページ番号を直そうとして1箇所消したら、全ページの番号が一瞬で消え去った」「共同編集で他人が編集した途端にページ番号がズレて印刷事故が起きた」といった声が極めて多く見られます。現場ヒアリングを行った大手IT企業のアシスタントマネージャーは次のように語ります。
「複数人で章ごとに分担執筆したWordファイルを最後に結合する際、セクション設定の競合でページ番号が全滅するトラブルは日常茶飯事です。Wordのフッターは目に見えない境界線が多いため、感覚で操作すると取り返しのつかないレイアウト崩壊を招きます」
こうしたトラブルの根底には、Wordの「セクション」という概念が不可視である点にあります。編集記号の表示(Ctrl + Shift + 8)を常時ONにし、どこにセクション区切りが存在するのかを視覚的に把握しながら作業する習慣が、現場における最大の自衛策となります。