テレビ画面越しに発せられた強烈なインパクト。あのフレーズを記憶している人も多いはずだ。映画界の大物俳優である渡辺謙氏を前面に押し出した映像展開は、発表直後から日本中で大きな反響を呼んだ。
当時、従来のシニア向け拡大鏡といえば、地味で静かなプロモーションが主流だった。その固定概念を打ち破るべく立ち上げられたのが「ハズキルーペCMプロジェクト」である。外部の広告代理店に任せきりにするのではなく、松村氏本人が企画の細部から演出、キャスティングに至るまで徹底的にコミット。劇的なドラマ仕立てのクリエイティブは、一気に消費者の心を掴んだ。