小学校や中学校のテストで最も頻出するのが、「提示された道具が第何種てこに該当するか」を判別させる問題です。混乱を防ぐための強力な覚え方テクニックが存在します。
覚えるべき合言葉は「真ん中ルール(し・さ・り)」です。
- 「し」= 支点が真ん中 → 第1種てこ(シーソー、ハサミ)
- 「さ」= 作用点が真ん中 → 第2種てこ(栓抜き、くるみ割り器)
- 「り」= 力点が真ん中 → 第3種てこ(ピンセット、箸)
この合言葉順に「第1・2・3種」と対応付けるだけで、迷うことなく判別できます。
なお、日常で使う「爪切り」は、実は複数のてこが組み合わさった複合構造です。上のレバー部分は「作用点が支点と力点の間にある第2種てこ」として機能し、その力が下側の刃(第1種てこ)を押し下げて爪を切断します。二重にてこの原理が働くため、厚い爪でも軽い力で切れるよう工夫されています。