キャリア終盤、彼は新天地として横浜DeNAベイスターズのユニフォームに袖を通す。若手主体の若いチームにあって、百戦錬磨のベテランが見せる背中は最高のお手本だった。2013年にはNPB通算2000安打の金字塔を達成。名球会入りを果たし、大打者としての地位を不動のものとした。
日本プロ野球の世界で一歩も引かずに闘い抜いた姿勢は、時に周囲との摩擦を生むこともあった。しかし、妥協を許さないプロ意識こそが彼の真骨頂だ。グラウンドを去る瞬間まで、己の美学と打撃フォームへのこだわりを捨てなかった姿勢は、後進の選手たちに強烈なインパクトを残した。