住宅の標準となった高効率トイレだが、節水トイレ大と小の基準は限界まで水量を削ぎ落として開発されている。ボウル形状やサイホン現象を最適化することで「少ない水でも便器内を綺麗にする」技術は飛躍したが、敷地内の排水勾配や配管距離までは変えられない。
特にマンションの高層階や、道路の下水本管まで距離がある戸建て住宅では、配管内の流速が落ちやすい環境にある。日常的に実践すべきトイレ排水管つまり予防法は以下の3点だ。
- 紙を使ったら1枚でも必ず「大」で流す:これが最大の予防策となる。
- 海外製極厚ペーパーや流せるお掃除シートの過信を避ける:水溶性であっても厚手のシートは溶けるまでに時間がかかるため、流す際は必ず単独かつ「大」で排水する。
- 週に1回程度は「大」で配管をフラッシュする:使用頻度が低いトイレや節水便器では、定期的に大洗浄を行い配管内の堆積物を押し流す。