食満留三郎を語る上で絶対に外せないのが、同じ六年は組で長年生活を共にする善法寺伊作(ぜんぽうじいさく)との「同室」関係です。
保健委員長を務める善法寺伊作は、誰もが認める温厚で心優しい性格である一方、学園屈指の「不運大魔王」として知られています。そのとばっちりを最も近くで受け止めているのが、まさに同室の食満留三郎です。伊作の巻き起こすトラブルに巻き込まれては「勘弁してくれ!」と頭を抱え、愚痴をこぼすのが日常茶飯事となっています。
しかし、食満留三郎の真骨頂はここからです。どれほど不運に見舞われようと、決して伊作を見捨てることはありません。「同室のよしみだ」と憎まれ口を叩きながらも、傷ついた伊作を守るために最前線で武器を振るい、背中を預け合います。長年の共同生活で培われた絶対的な信頼関係とバディ感は、ファンの間でも語り草となる屈指のエピソード群を生み出しています。