本作の最大の魅力は、後に日本のドラマ界を代表する存在へと成長する若手キャスト陣のフレッシュな競演です。主要キャラクターの役柄と関係性を整理すると、当時のキャスティングの先見性に驚かされます。
物語の中心となる女子グループ4人のキャラクター配置は極めて秀逸でした。
・紺野あづみ(演:いしのようこ):明るく心優しいが少々流されやすい等身大の主人公。
・冬木美加(演:藤井一子):地方から転校してきた強気で一本気な少女。
・竹内葵(演:鈴木保奈美):どこかミステリアスで大人びた美少女。
・佐倉智子(演:小林聡美):毒舌ながら仲間思いなグループのバランサー。
これに加え、彼女たちを取り巻く男子生徒役として「いいとも青年隊」で国民的人気を得ていた野々村真さん(木内大作役)が出演。さらに教師陣や家族役には、長塚京三さんや所ジョージさん、竹中直人さんといった実力と強烈な個性を兼ね備えた俳優陣が脇を固め、コミカルながら芯のあるドラマ空間を作り上げていました。