日本の二大週刊誌として常に比較される週刊新潮と週刊文春ですが、その編集方針や誌面の空気感には明確な違いがあります。
まず目を引くのが表紙のビジュアルです。週刊新潮の表紙は、画家・成瀬政博氏が手がけるどこか懐かしく情緒豊かなイラストレーションで統一されており、スキャンダラスな中身との対比が独特の品格を醸し出しています。
記事の傾向において、週刊文春が芸能界や政財界の不倫・汚職などをターゲットにした「文春砲」と呼ばれる直撃型特ダネで爆発的な拡散力を誇るのに対し、週刊新潮は皇室報道、司法・警察の暗部、凶悪事件の深層心理、保守派のオピニオンに強みを持っています。骨太で硬派な文章スタイルを好む読者層に長年支持されているのが新潮の際立つ個性です。