夫の不倫が明るみに出た際、最も注目を集めたのが妻・小川菜摘の立ち振る舞いだった。彼女はブログを通じて「我が家は大丈夫です」「彼は芸人ですから」と毅然とした態度を貫き、世間からは「神対応」と称賛を浴びた。だが、その言葉を額面通りに受け取るだけで真相を捉えたとは言えない。
長年連れ添ったパートナーだからこそ知る、浜田の脆さと脆さを包み隠す虚勢。小川菜摘が見せた対応の本質は、家庭を守るという情緒的な決意だけでなく、浜田雅功という巨額の価値を持つ「エンタメブランド」を死守するための極めて合理的な防衛策だった。感情を押し殺して公の場で夫を支える姿勢を示すことで、世間の矛先を鈍らせる。その冷徹なまでのプロ意識こそが、崩壊の危機を寸前で食い止めた最大の防壁だったといえる。