世界三大映画祭をはじめとする海外サーキットへの進出も、いよいよ現実味を帯びてきた。現在進行している国際映画祭出品プロジェクトでは、日本固有の情緒を描きつつ、普遍的なテーマへと昇華させる試みが続けられている。
日本映画製作者連盟(映連)が推進する邦画の海外展開や著作権保護の潮流とも足並みを揃えつつ、官民の垣根を越えた連携を模索。日本の映画産業が国際市場で再びリーダーシップを握るための試金石として、彼女のプロジェクトには業界全体から熱い視線が注がれている。「ガラパゴス化」と揶揄されてきた日本映画の壁を打ち破る旗手として、彼女に寄せられる期待は日増しに高まるばかりだ。