「どうにか自力で治したい」と考えて不適切なケアを行い、かえって症状を悪化させる人が後を絶たない。最も避けるべきNG行動は、アイプチや二重テープで強引にラインを修正しようとすることや、目の周りを強くマッサージすることだ。
薄い皮膚へ刺激を与え続けると、炎症による色素沈着を起こすだけでなく、皮膚の伸びを加速させて三重の溝をより深めてしまう。アイプチの乱用で皮膚が伸び切り、戻らなくなった患者も現場では多く見られる。
自宅でできる安全なケアとしては、蒸しタオルなどで目元を温めて血行を促す「温罨法(おんあんぽう)」や、保湿クリームを用いた摩擦のない丁寧なスキンケアに限られる。また、コンタクトレンズの使用を一時中断し、メガネ生活に切り替えてまぶたへの物理的ストレスを減らすことも有効な手立てだ。