彼の活動の原点は、2009年前後のニコニコ動画やツイキャスを中心としたネット配信にある。雑談生放送や「歌ってみた」動画の投稿から始まり、独創的なキャラクターと歌声で瞬く間に注目を集めた。当時は個人での配信活動が中心だったが、その声質が持つ独特の温もりは、多くのリスナーにとって日々の癒やしとなっていった。
やがて活動の場はWebを超え、メジャー音楽業界へと広がっていく。NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンからのメジャーデビューを果たした浦島坂田船は、アルバム作品がゴールドディスクに認定されるなど、名実ともにJ-POPシーンを代表するトップユニットへと成長。YouTubeでのミュージックビデオ再生数は数百万回を突破し、ネット発「歌い手」の可能性を大きく切り開いた。