結論から言おう。最も身近な「区域内(おおむね同一市区町村内)」への通話の場合、10円で話せる時間は昼間で57.5秒、深夜・早朝(午後11時〜午前8時)で80秒だ。およそ1分。カップラーメンを待つ時間よりも短い。
これが県外など遠距離になると、事態は一変する。100キロメートルを超える遠方への通話となると、10円で話せるのはわずか8秒。挨拶をして、こちらの無事を伝えたら、そこでブツリと切れる。昭和の時代、遠距離恋愛中の恋人たちが公衆電話に10円玉を山積みにして電話をかけていたというのは、決して大げさな話ではないのだ。