「じぶんの積立」は、月々5,000円から始められ、いつ解約しても返戻率が100%以上(元本保証)という破格の条件で人気を集めていた。保険会社にとっては、利益を出すための商品というよりも、顧客との接点を作るための「ドアオープナー(呼び水商品)」としての役割が強かったのだ。
しかし、時代は変わった。営業職員が直接家庭や職場を訪問する従来型のチャネルが縮小し、ネットや乗り合い代理店での比較検討が主流となるなか、この商品の維持コストが明治安田生命の重荷になっていたことは否めない。さらに、日本国内の金利復活に伴い、わざわざ手間の割に利幅の薄い超低リスク商品を維持し続ける合理性が薄れたことも、販売停止の引き金になったと見られている。