「家族の病気くらいで休むな」という昭和的な価値観は、深刻な人手不足が続く現代において、急速に淘汰されつつある。優秀な人材を繋ぎ止めるため、先進的な企業はすでに具体的な対策に乗り出している。
例えば、あるIT企業では、家族の看護が必要になった際に、時間単位でリモートワークと休暇を組み合わせられる「ハイブリッド看護制度」を導入した。また、属人化を徹底的に排除し、誰が休んでも業務が回るようにマニュアル化とクロス chéng(多能工化)を進める企業も増えている。休むことを悪とせず、お互い様の精神をシステムとして担保することこそが、これからの企業に求められるリスクマネジメントだ。