かつて一世を風靡したアナウンサーたちが、円熟味を増したジャーナリスト・司会者として画面を支えています。現在、地上波・BS・ラジオ、さらには言論系配信メディアで精力的な活動を続ける60代女性キャスター一覧と主な顔ぶれを整理すると、その層の厚さに圧倒されます。
フジテレビ出身で報道キャスターの草分けとして知られる長野智子氏(63)は、鋭い国際感覚と現場取材への飽くなき情熱を武器に、ラジオの冠報道番組やBSの大型国際情報番組で切れ味鋭いアンカーパーソンを務めています。同じくフジテレビの看板アナとしてバラエティからスポーツ、文化芸能まで幅広く担当した中井美穂氏(60)は、演劇界への深い造詣を活かしたインタビュアーとしての評価に加え、健康や福祉をテーマにした情報発信でも絶大な支持を集めています。
また、日本テレビで長年アナウンス部の屋台骨を支え、2026年に還暦を迎えた豊田順子氏(60)は、正確無比なニュース読みと後進育成の手腕でアナウンススクールや解説の現場で存在感を発揮。テレビ朝日出身の木場弘子氏(62)は、キャスター業と並行してエネルギー政策や環境問題の有識者として政府委員や上場企業の社外取締役を歴任するなど、多方面で活躍しています。
これら60代女性アナウンサー現役の面々に共通するのは、単なる「原稿読み」に留まらず、自身の専門領域やジャーナリスティックな視点を持って発言できる点にあります。