不起訴処分を受け、マインツ側がどのような決断を下すのかは欧州サッカー界でも大きな注目を集めました。クラブ首脳陣は感情論に流されず、極めてドライかつ法的な手続きに則った判断を下しました。
マインツのクリスティアン・ハイデルSD(スポーツディレクター)をはじめとする幹部は、現地の法律顧問や日本の弁護団と連絡を密に取り、選手に対して法的な処罰や渡航制限が存在しないことを確認。クラブは「法的手続きが正式に完了した」との公式見解を発表し、佐野選手を即座にプレシーズントレーニングへと合流させました。
【マインツでの実力証明と出場実績】
合流後の佐野選手は、ブランクを感じさせない圧倒的な運動量とボール奪取能力を発揮。開幕戦からスターティングメンバーに名を連ねると、ブンデスリーガ特有の激しいインテンシティに即座に適応しました。ボランチの位置からピッチを縦横無尽に駆け巡るプレースタイルは、指揮官やチームメイトから絶大な信頼を獲得し、瞬く間にチームに不可欠な中核戦力へと定着していきました。