一方で、断熱性能が高くても、間取りや窓の配置によっては「畳数通りに買ってはいけない」パターンも存在します。特に注意が必要なのが、大きな南向きの窓があるリビングや、強烈な西日が差し込む部屋、そして開放感のある吹き抜け構造です。
夏場、室内に侵入する熱の約7割は「窓」から入ってきます。いくら部屋の畳数が10畳だからといって、天井が高く、西日がガンガン当たる部屋に10畳用のエアコンを設置すると、今度はパワー不足で一日中フル稼働する羽目になります。この場合は、畳数表示よりも窓の遮熱対策(遮熱カーテンやサンシェードの設置)を優先するか、熱負荷を考慮して適切な容量を計算し直す必要があります。