同一のバス会社が運行するまったく同じ便であるにもかかわらず、予約サイトごとに数百円から千円以上の価格差が発生する現象は、日常的に起きています。このカラクリの根底にあるのが、「座席枠の配分」と「手数料体系の差」です。
運行会社は自社便のチケットを販売する際、自社サイトだけでなく複数の大手予約ポータルへ座席を割り振っています。このとき、特定のサイト専用に「早期割引枠」や「限定セール枠」が提供されるケースがあり、これがサイト間の価格乖離を生む第1の要因です。
さらに見逃せないのが、販売手数料の仕組みです。予約サイト側が運行会社から徴収する手数料率の違いや、ユーザー側に請求される決済システム利用料の有無によって、最終的な支払い総額が変わってきます。一見すると安く見えたプランが、クレジットカード決済手数料や事務手数料を含めると他社より割高になるケースも散見されるため、最終購入確認画面での合計金額チェックが欠かせません。