「バウンサーは便利なアイテムですが、角度の誤りは思わぬ危険につながります」と、現場の小児科専門医は警鐘を鳴らす。首すわり前の時期に過度な傾斜をつけると、赤ちゃんの頭重により気道が圧迫され、サイレントな低酸素状態を引き起こす恐れがあるからだ。
また、臨床経験が豊富な助産師も「長時間同じ角度で寝かせ続けるのは避けるべき」と指摘する。バウンサーはあくまできっかけ作りや一時的な待機場所であり、ベッドの代用ではない。1回の使用時間は30分から1時間程度を目安とし、赤ちゃんの姿勢が崩れていないか常に目配りをすることが、安全確保の絶対条件となる。