今やサンリオを代表するレジェンドキャラクターとなったけろっぴですが、その誕生の経緯は1987年に社内で行われた「梅雨向けプロモーション企画」でした。雨の季節を楽しく彩るキャラクターとして考案され、1988年に正式デビューを飾ります。
大きな丸い目と口元の「V」の字という極めてシンプルかつ親しみやすいデザインは、子どもから大人まで幅広い層の心を瞬く間に掴みました。デビュー直後から文具やランチグッズを中心に大ヒットを記録し、当時のサンリオショップでは売り切れが続出するほどの社会現象となります。
その人気を決定づけたのが、1990年の「第5回サンリオキャラクター大賞」における総合1位獲得です。当時圧倒的な人気を誇っていたハローキティを破る快挙を達成し、サンリオにおける「ボーイズキャラクター黄金期」の先駆者として歴史に名を刻みました。