『名探偵コナン』の連載開始当初から、阿笠博士の愛車として描かれ続けてきたビートル。原作者の青山剛昌氏がこの車を選んだ背景には、その独特な丸みを帯びたフォルムが持つ親しみやすさと、どこかユーモラスな博士のキャラクター性とのシンクロがあると言われている。
作中では、エンジンがかからなくなったり、パンクしたりと、トラブルメーカーとしての役割も多い。しかし、少年探偵団のメンバーにとっては、日常から非日常の冒険へと連れ出してくれる「動く秘密基地」そのものだった。あの黄色いボディが画面に映るだけで、視聴者は「これから何かが始まる」というワクワク感を抱くのだ。