機内に持ち込めるキャリーケースやバッグには、航空会社各社が定める国際線機内持ち込み手荷物サイズの枠組みが存在します。アメリカ系航空会社(ユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空など)の一般的なキャリーオン許容サイズは以下の通りです。
・手荷物(キャリーバッグ等):3辺の合計が約115cm以内(22×14×9インチ / 約56×36×23cm)、キャスターやハンドルを含む。
・身の回り品(パーソナルアイテム):座席下に収まるバックパック、ハンドバッグ、ノートPCバッグなど1点。
混雑した便では、規定内のサイズであっても頭上の収納棚(オーバーヘッドビン)が満杯になり、搭乗ゲートでスーツケースを強制的に預け入れ(ゲートチェック)させられる事態が頻発します。
ここで重要になるのがTSAロック施錠ルールです。米国領土内の空港では、預け荷物の無作為な開錠検査が行われます。TSA認可の特殊ロック(赤い松明やダイヤモンドのマーク付き)以外の鍵で施錠していた場合、検査官によって鍵やスーツケースのファスナーが物理的に破壊されても補償は一切行われません。ゲートで急遽手荷物を預けることになっても慌てないよう、機内持ち込みバッグであってもTSAロック対応のものを選ぶか、鍵をかけずに預けられる準備をしておく必要があります。