地震や台風などの自然災害時、停電下で情報収集や明かりを確保するための単三電池はライフラインそのものです。防災備蓄において必ず確認すべきなのが、電池本体の側面や底面に刻印されている「使用推奨期限(月-年)」です。期限が切れた電池は自然放電によって容量が低下しているだけでなく、ガスケット(封口ゴム)の劣化により液漏れリスクが跳ね上がっています。
効率的な備蓄方法として推奨されるのが「ローリングストック法」です。普段から少し多めに単三電池をストックしておき、古いものから日常生活で消費し、使った分だけ新しい電池を買い足すことで、常に推奨期限に余裕のあるフレッシュな電池が手元に残る体制を構築できます。
そして使い終わった電池の処分方法にも注意が必要です。自治体の分別ルールは地域ごとに異なりますが、一般的には「有害ごみ」「不燃ごみ」「資源ごみ」などの専用区分で回収されます。廃棄時に絶対に守るべき鉄則が「電極の絶縁」です。ゴミ袋の中で他の電池や金属類とプラス極・マイナス極が接触すると、ショートして大電流が流れ、火花が飛んでゴミ集積場や回収車での火災事故を引き起こします。捨てる際は、プラス極とマイナス極の両端に必ずセロハンテープやビニールテープを貼って絶縁処理を行ってください。