ネットで検索すると、いかにも典型的な「深いシワ」の画像が多数ヒットする。これらを見て「自分にはここまでのシワはないから大丈夫」と安心するのは早計だ。
実際のところ、耳たぶの形状や脂肪の付き方には個人差が大きい。また、寝相による一時的な圧迫痕(枕の跡)を動脈硬化のサインと勘違いするケースも後を絶たない。
「画像比較による自己判断は、不要なパニックを引き起こすか、逆に深刻な見落としにつながる」と、都内の循環器内科医は指摘する。重要なのはシワの有無そのものよりも、それが「いつからできたのか」、そして「他のリスク因子(高血圧、脂質異常症、喫煙など)をどの程度抱えているか」という総合的な視点だ。