華々しいキャリアを築いていた柏原崇さんが、なぜ表舞台を退きマネージャー業へと舵を切ったのか。その転機には、彼自身のキャリア観の変化と、内田有紀さんに対する強い思いがありました。
柏原さんは2010年代以降、中国をはじめとする海外市場での映像制作や脚本執筆など、クリエイティブな裏方業務に強い関心を示していました。自らが演じること以上に「作品をゼロから作り上げるプロセス」や「演者をサポートする役割」にやりがいを見出していた時期と、内田有紀さんが女優として新たな挑戦を模索していた時期が重なったのです。
「役者が本当に集中できる環境を誰が作れるか」を考えたとき、自身も第一線の俳優として現場の苦悩やプレッシャーを熟知している柏原さん以上の適任はいませんでした。「彼女が安心して持てる力を100%発揮できるように支えたい」という決意が、専属マネージャーへの完全転身を後押しした決定的な理由と言えます。