SNSを中心にブームとなった「ジェンダー・リビール(性別発表イベント)」のあり方にも、変化の波が押し寄せている。数年前までは、ケーキの中身や風船の色で家族やパートナーにサプライズ発表するスタイルが流行した。しかし、最新のトレンドでは「出産当日まで性別を聞かずに楽しむ」スタイルを選択する夫婦が再評価されている。
ジェンダーバイアスを排した子育てを意識する若年層の親からは、「男の子だから青、女の子だからピンクという固定観念に縛られたくない」「生まれた時の楽しみに取っておきたい」という声が聞かれる。医療技術が進歩し、いつでも性別を知ることができる環境が整ったからこそ、あえて「知らないでいる時間」を大切にする価値観が広がっているのだ。