一見すると1959年の初代と同じように見える現行の鶴丸マークですが、新旧を詳細に比較すると、時代に合わせた極めて繊細なリファインが施されていることが分かります。
1. 鶴の両翼のカッティングと角度
旧鶴丸に比べ、現行の鶴丸は翼の切り込みがよりシャープで深く設計されています。翼の広がりもわずかに角度が上向きに修正されており、大空へ向かって力強く上昇していくダイナミズムが強調されています。
2. 「JAL」ロゴタイプのフォントデザイン
中央を貫く「JAL」のフォントは、初代のやや丸みを帯びたサンセリフ体から、エッジの効いた骨太でモダンな専用フォントへと刷新されました。赤色の真円に対して力強い黒文字のコントラストが際立ち、新生JALの揺るぎない覚悟と信頼感を表現しています。
3. 赤色(JALレッド)の発色
円形部分の赤色は、デジタルの画面上でも実機の垂直尾翼上でも最も鮮やかに映えるよう、純度の高い「深紅(JALレッド)」へと微細なカラーマネジメントが施されています。