夕方17時半から18時頃にかけて、お座敷へと急ぐ舞妓や芸妓の姿を見かける機会があります。しかし、ここで最も厳しく戒められているのが、カメラを構えて追いかけ回す「舞妓パパラッチ」行為です。
お座敷に向かう彼女たちにとって、花見小路は職場への通勤路であり、大切な仕事の時間です。着物の袖を引っ張る、行く手を遮って自撮りを要求する、至近距離からフラッシュを焚くといった行為は絶対にしてはなりません。美しい姿に巡り合えた際は、「立ち止まらずに道を譲り、遠くから静かに見守る」のが粋な大人の流儀です。
また、花見小路の中ほどに位置する「祇園甲部歌舞練場」周辺は、春の風物詩「都をどり」をはじめとする伝統芸能の拠点です。周辺は人の往来が特に多いため、歩道いっぱいに広がっての歩行や立ち止まりによる渋滞を避け、周囲の通行を妨げない心配りが求められます。