最終回が放送された夜、ネット上の熱狂は最高潮に達しました。物語の結末において、日高が犯したと見られていた一連の連続殺人は、末期がんに冒され社会に絶望した実の兄・東朔也の犯行であり、日高は兄の凶行を止められなかった罪悪感と兄への想いから、自らが罪を被るために証拠を隠滅・工作していたという悲しい真実が白日の下に晒されました。
取調室で再び対峙した彩子と日高。彩子は警察官としての正義を全うし、日高の偽りの自供を打ち破って「あなたを守りたい」と涙ながらに真実の供述を引き出します。このシーンにおける2人の感情のせめぎ合いに対し、ネット上では「今年最高の神回」「取調室のシーンで涙腺が崩壊した」と絶賛の嵐が巻き起こりました。
しかし、ドラマは単なる感動のハッピーエンドでは終わりませんでした。刑期を終えた日高と彩子が、物語の原点である歩道橋で再会したラスト数分。2人がすれ違った瞬間、日高の口から放たれた言葉と表情の変化によって「再び2人の魂が入れ替わったのではないか」と思わせる不敵なクリフハンガーで幕を閉じたのです。この鮮烈なラストは、放送終了後も知恵袋や5ちゃんねる、SNS上で「あれは本物の日高か、彩子か」「見事な余韻の残し方」と長期にわたる考察合戦を生む決定打となりました。