妊娠初期とは、一般的に妊娠15週(妊娠4カ月)までの期間を指します。月経予定日の前後である「妊娠超初期」から身体の中では目まぐるしい変化が起きています。この時期に現れる身体のサインを見逃さず、適切な医療介入につなげることが最初のステップです。
見落としがちな妊娠超初期の症状チェックとしては、以下のような微細な変化が挙げられます。
- 基礎体温の高温期が月経予定日を過ぎても2週間以上継続する
- 少量の着床出血や、生理前とは異なる下腹部のチクチクとした違和感
- 異常な眠気、倦怠感、熱っぽさ(風邪の初期症状に類似)
- 嗅覚の過敏化や特定のにおいに対する不快感
- 胸の張りや乳頭の痛み、頻尿、便秘
市販の妊娠検査薬で陽性反応が出た場合、焦って翌日に駆け込むのではなく、妊娠初期の病院受診のタイミングを冷静に見極める必要があります。受診が早すぎると胎嚢(赤ちゃんを包む袋)が超音波で確認できず、再検査になるケースが多いためです。一般的には、生理開始予定日の1週間後以降にあたる妊娠5週後半から6週前半の初診が推奨されます。この時期であれば子宮内に胎嚢が確認でき、子宮外妊娠などの異所性妊娠を早期に除外できる可能性が高まります。