インターネット上には毎週のパズル解答を速報するサイトや掲示板が存在します。しかし、安易にネット上の答えを検索してそのまま書き写す行為には、知られざる心理的デメリットが存在します。
認知心理学の観点において、パズルを解く行為は「アハ体験(閃きによるドーパミンの分泌)」を伴う脳内報酬系のトレーニングです。自力で試行錯誤を重ね、記憶の引き出しをあちこち探った末に最後の1マスが埋まる瞬間にこそ、脳の活性化と高い達成感が得られます。最初から答えを見てマスを埋めてしまうと、この脳機能への好影響はほぼ失われてしまいます。
さらに、ネット上で非公式に共有されている解答速報の中には、投稿者の誤答や誤変換がそのまま拡散されている事例も散見されます。公式の読売新聞パズル解答は、通常翌週の日曜版紙面または公式Webサイト上で正確に発表されます。自力で解き進め、どうしてもわからない部分だけを辞書や地図帳で調べるプロセスこそが、確実な知識の定着につながります。