フィギュアスケート選手の中でも、羽生さんのプロポーションは「二次元から飛び出してきたような造形」と称賛されます。スタイル抜群に見える理由は、主に3つの解剖学的・視覚的特徴に集約されます。
第一に、驚異的な「約8頭身」の比率です。日本人成人男性の平均頭身は約7.2頭身前後とされていますが、羽生さんは全頭高(頭のてっぺんから顎先まで)が極めてコンパクトです。肩幅は男性アスリートとして適度にありながら、首が細く長いため、頭部の小ささが一層際立ちます。
第二に、推定47〜49%を超える圧倒的な股下比率です。一般的な日本人男性の股下比率(股下÷身長×100)の平均は約45%ですが、羽生さんの骨盤位置は非常に高く設定されています。腰の位置が高いことで脚の可動域が長く見え、スパイラルやイーグル、ジャンプの着氷時における直線美が極限まで引き立てられます。
第三に、手足の末端まで細く伸びる直線的なフォルムです。筋肉が横に肥大せず、縦にしなやかに伸びるインナーマッスル中心のつき方をしているため、衣装を着用した際のシルエットに一切の無駄が生じません。