夜行高速バスの早朝到着時や、終電を逃した深夜帯の東京駅は、日中とは全く異なる様相を見せます。多くの商業施設が閉まる23時以降や早朝5時〜6時台において、「どこで暖を取り、安全に過ごすか」は切実な問題です。
早朝6時台から営業を開始する丸の内・八重洲のベーカリーカフェやモーニング提供店は、夜行バス利用者にとっての貴重なオアシスです。また、八重洲口周辺には早朝利用が可能なサウナ施設やシャワーブース付きのネットカフェも存在し、身だしなみを整えながらリフレッシュする空間として高い評価を集めています。
「東京駅はどこも座れない」というネットの噂は本当か?
SNSや口コミサイトで頻繁に見かける「東京駅は人が多すぎて座る場所が一切ない」という意見。現地取材と現場検証を行うと、この現象は「主要コンコースの視界に入る場所しか探していない」ことに起因する誤解であることが浮き彫りになります。
例えば、待ち合わせの定番である「銀の鈴広場」は常に大混雑していますが、そこから地下通路を数十メートル南側へ移動した「動輪の広場」や、新丸ビル地下フロアへと続く連絡通路沿いには、比較的空いている休憩スペースが整備されています。ほんの数十歩、人の動線を外れるだけで、落ち着いて腰を下ろせるスペースは確実に存在します。