トイプードルの魅力を最大限に引き出す最大の要素がトリミングです。2000年代初頭に爆発的ヒットを記録した「テディベアカット」は現在も基本の王道ですが、2026年のグルーミング業界では、よりパーソナライズされた洗練デザインが主流となっています。
都内トップサロンの現場グルーマーへのヒアリングによると、2026年にオーダーが集中しているスタイルは以下の通りです。
- 韓国風ニュアンスベア(マッシュボブ):頭部と耳の境界をあえてぼかし、ふんわりと丸いシルエットを作るスタイル。耳位置を低く見せることで、幼くアンニュイな愛らしさを演出します。
- ビション・フリーゼ風ふんわりバルーン:毛毛量を活かして頭部を真ん丸のアフロ調に仕上げ、足元はブーツカットにして歩くたびにポンポンと弾むようなシルエット。
- クラシック・テディベア:マズルを丸くふっくら整え、耳を少し長めに残すタイムレスなデザイン。小顔効果が高く、どんな骨格の子にも似合いやすい万能カットです。
- パピー風ナチュラルカット:あえて整えすぎず、毛先の質感を残して子犬のようなあどけなさを際立たせるスタイル。日々の手入れが比較的容易な点も支持されています。
トイプードルの毛は人間の髪と同じように伸び続けるため、トリミング頻度は「3週間に1回から月1回」が絶対条件です。放置すると毛玉(フェルト化)が発生し、皮膚炎の原因となるだけでなく、トリミング時に皮膚を引っ張られて強い苦痛を感じてしまいます。毎日の丁寧なスリッカーブラシ&コームによるブラッシングと、定期的なプロの手入れが「究極の可愛さ」を保つ条件となります。