高校の授業や課題として本書に取り組む生徒、そして指導にあたる教員や予備校関係者の間では、どのような評価が下されているのでしょうか。教育現場の観察と、ネット上のコミュニティ(SNS・知恵袋等)に寄せられたリアルな声を分析します。
「良問揃いだが、自習用としては解答がないと厳しい」という現場の葛藤
進学校の現役高校生からは、「長文の選定テーマが科学論、心理学、環境問題など入試頻出分野を押さえており、読解の手応えがある」という肯定的な意見が多く見られます。一方で、「学校で別冊解答が回収されているため、復習時に『なぜその選択肢が誤りなのか』を自力で特定するのが難しい」という切実な声も根強く存在します。
大手予備校講師が指摘する「全訳依存」の危険性
複数の英語講師の談話によると、「ブロッサム3でつまずく生徒の多くは、解答の『全訳』を読んだだけで納得し、自分がどの文法要素を見落としていたのかを検証していない」と指摘されています。別冊解答に記載された構文解析図や語句注釈まで徹底的に読み込み、自力で文構造を再現できるまで復習することが、得点力向上への決定打となります。