Q1:世界最大の津波はどこで起きて、どれくらいの高さだった?
A1:観測史上世界最大の津波は、1958年7月9日にアメリカ・アラスカ州のリツヤ湾で記録された最大遡上高524メートルです。マグニチュード7.8の地震によって湾奥の山が崩壊し、約3,000万立方メートルの岩塊が海に突入したことで、対岸の山肌524mの高さまで樹木が削ぎ落とされました。
Q2:日本国内で観測された最大の津波は何メートル?
A2:近現代の精密観測では、2011年東日本大震災(岩手県宮古市重茂半島)で記録された最大遡上高40.5メートルが日本最高記録です。歴史記録では、1771年の八重山地震(明和の大津波)において局所的に30〜85メートルの遡上があったと伝えられています。
Q3:なぜ沖合では津波の高さが低く見えるのですか?
A3:外洋(深海)を進行する津波は波長が非常に長く(数十〜数百km)、海面の盛り上がりは数十センチから数メートル程度にとどまります。しかし、陸地に近づいて水深が浅くなると、波の先頭が減速し後続の波が追いつくことで、急激にエネルギーが凝縮されて巨大な波の壁へと変化します。