女子の戦線も男子に劣らぬ熾烈なドラマが展開されました。熊本の女子長距離界を牽引し続けてきた千原台高校女子駅伝部は、徹底した集団走と個々のロード適性を武器に、盤石のレース運びを展開。主将を中心としたブレのないメンタルコントロールが光りました。
この千原台の背中を猛烈に追ったのが、中距離・長距離ともにハイレベルな選手を擁するルーテル学院の高校駅伝チームです。ルーテル学院は持ち前のスピードを活かし、序盤から積極果敢な仕掛けを見せました。中継所ごとのタスキリレーでは息をのむ秒差の争いが続き、沿道に詰めかけた観客を大いに沸かせました。
熊本高校駅伝の女子結果を見ると、千原台の安定した走力とルーテル学院のスピード勝負という好対照なチームカラーがぶつかり合い、単なる走力比較にとどまらない戦略的な駆け引きが勝敗を分けたことが浮き彫りとなっています。